3月9日に発売した表題のゲームを購入してもう1つの結末クリア。つまりグランドエンドまでプレイしました。プレイ時間としてはSteamの記録を見ると10時間ほどでした。 週末を使ってプレイする分には程よい感じです。
随所にある謎解きがちょっと特殊で人によっては手こずる、というか私が詰まった箇所もあるのでここにヒントを残しておきます。
- このゲームを進めるにはメタ的な思考が必要
- 具体的にはオプションで特定の操作が必要な場面あり
- 名前の入力を度々求められるけどゲーム開始直後に求められる名前はめっちゃ重要
- グランドエンドまで見るつもりなら控えておくことを推奨
- よく分からなければそのまま Steamのユーザー名で進めてしまった方が良い
- 結末での札の並び順は最初が太鼓で椎、芦、鮒、提灯の順
ゲームとしてはザッピングシステムのアドベンチャーゲームです。「428 ~封鎖された渋谷で」とかと同じですね。 私、買う前はてっきりホラーゲームだと思っていたのですが、ホラーというよりはミステリーの要素が強いです。 公式サイトにちゃんと「群像ホラーミステリーADV」って書いてありますね。 日本一ソフトウェアの「流行り神」シリーズやエクスペリエンスの「死印」シリーズなんかが好きな人には刺さりまくるゲームです。
ちなみに、序盤だけは能力バトルもののクライマックスぽくって掴みはバッチリでした!
登場人物もそれなりにいるのですが、個人的には津詰徹生が台詞回しが面白くて好きです。まあ親としてはかなりあれなので娘がグレる理由もかなり分かってしまいました。
あと黒鈴ミヲちゃんも可愛いです。 太くない?
灯野あやめとかは刺さる人には刺さりそう。
アドベンチャーゲームとして、ちょくちょく操作が要求される場面がありますがテキストを読み進めるだけよりは健全かと思う案配だと思います。まあそれでも分かり辛い箇所が多々あります。あと、ヒントがあまりヒントになっていなかったりします。でも詰まったなら大抵の場合は選択できるものはすべて選択する、分からなければ他のチャートを進めるで何とかなりました。
ストーリーそのものはとても面白かったです。割と突拍子のなさもあって意外と先が読めない展開が多くて楽しめました。 あまり細かい事を気にせずノリで読み進めるとよいかと思います。あと単純に本所七不思議をここまで設定に落とし込んで料理できるのもすごいですね。
設定とか登場人物が普通に続編を作れそうな感じなので今後にも期待したいです。
最後に色んな意味で最強を載せておきます。
正直、めっちゃ好みですね。