『シシテナオ-Even in Death-』をクリアしました!
実績はなしでクリアまでのプレイ時間は5.7時間でした。何と『アクションゲームツクールMV』製だそうです!凄いですね。ストアページにも記載されているので売りの一つなのでしょう。
景色がごちゃ混ぜな不思議な世界で目を覚ました「私」が陥人(オチビト)と呼ばれる謎のクリーチャーを掻い潜りながら探索するステルスゲームです。「私」の脚太くない?
クリーチャーデザインはかなりイってる感じでかの有名なホラーゲーム、SIRENのブレインを思い起こさせるデザインです。音にかなりこだわっているようでして陥人が出すサウンドは屍人を思い起こさせます。
雰囲気は抜群で恐怖感がかなり演出されておりホラーゲームとしてクオリティはかなり高いです。ジャンプスケアもあるため心臓の弱い人は要プレイ注意です。
ホラーよろしくどんなに先を進めても救いは全くないです。そこが良い所でもあり理不尽な所でもあります。「私」が迷い込んだ世界が一体何で陥人とは一体何なのかについてはゲーム中に手に入るメモからある程度は読み取れますが真相は最期まで分かりません。たっぷりホラーの雰囲気を楽しむゲームと言えるでしょう。実況向きです。
ステルスゲームとしては正直なところ後半戦から理不尽過ぎてかなり苛つきます…
陥人に対する対処法はそれぞれあるにはあるのですが終盤に限って言えばひたすら隠れて過ぎ去るのを待つゲーになります。動くタイミングを少しでも間違えれば即アウトでステルスゲームと言うよりはイライラ棒に近いと思いました。
戦えるまではなくとも隠れる以外の対処法があっても良かった気はします。
このゲームで一番着目すべきはやはりサウンドでしょう。不気味さ際立つサウンドで嫌悪感MAXで素晴らしいです。また音がちゃんと右から左、左から右と流れるギミックで陥人の位置を予測して掻い潜るのは非常良かったです。ストアページの説明にもありますがイヤホンは必須かと思います。
グロさも際立っているので好みはあるかもですがホラーゲーム好きならば手を出す価値ありです!
ちなみに注意書きにもありますがオートセーブではないのと死にゲーなのでセーブポイントでまめなセーブ推奨です。ただ自分は数回セーブデータが消える現象に遭遇してしまいました。適宜バックアップを取ると良いかもしれません。
Steam
のライブラリからローカルファイルを選択してエクスプローラーから「Resources → save」にあるjson
ファイルがセーブデータです。他のところにコピーすればそれがバックアップになります。
攻略メモ
攻略メモと言っても基本的には落ちているメモの内容以上の攻略法はないです。ただパズル要素が少しだけあります。森林公園の次のステージである遊園地のような空間のステージでは以下の問題が提示されます。
Dの扉の問題
俗に言う時系列パズルでしょうか。答えは『2143』です。ちなみに先に答えが分かっていてもこのエリアの問題のメモをすべて手に入れないとボタンは押せないので頑張ってステルスはこなすしかないです。
Cの扉の問題
答えは『1432』です。
こちらもDの扉と同様に先に答えが分かっていてもこのエリアの問題のメモをすべて手に入れないとボタンは押せないので頑張ってステルスはこなすしかないです。
陥人対処法
メモを読んでもよく分からん系の陥人の自分なりの解釈と対処法を残しておきます。
森林公園から出現する背後をついてくる奴です。基本無害ですが腕を上げ始めたら走って逃げる必要があります。腕を上げる際は見えてなくても何か「グキグキ」音がするので逃げましょう。走って逃げるタイミングが遅いと追いつかれます。
遊園地のような空間から出現します。「歪写し」という名前でこいつに関してはメモがあるにはあるのですがメモに書かれている内容で対処できた試しがありません。
とりあえずまったく音も出さず動かないやつは無害です。問題なのは接近したら音を出す奴です。音を出すタイプは動き出されたら接触でアウトです。近くで息を潜めろみたいなことがメモに書いてあるけど少なくとも自分の場合は対処できなかった…
分かったのはしゃがみ歩きで通り過ぎようとすると大体間に合いません。動き出されても走ってなら逃げきれるので基本は徒歩で通り過ぎてヤバそうなら駆け抜けてしまうのが一番対処としては良さそうです。
遊園地のステージから出現します。目を開けている最中は視界から消えると泣き出します。泣き声を数回聴くとアウトなので目が開いている最中はこいつが居る方向を向くと近くまで接近してくれます。視界から消えた際はこいつの方向を向いて引き寄せる必要があります。そして目を閉じている状態は謎の声を発するようになります。視界に居ようが居まいが画面が赤くなり続けるのでとにかく走って次のフロアへ行くかロッカーに逃げ込む必要があります。
自分は大体この3体に苦しめられました。最後のステージはこいつらに加えて序盤から出てくる奴とラスボス?である『久野』のオンパレードです。我慢を重ねて何とか通り抜けるしかないです。
ちょっとネタばれあり感想
『私』の陥人の姿、結構可愛いカッコいい感じなのやっぱり主人公って感じでした。敵として出てきたときの挙動も見たかった。