
『Lavender Quartz 境界秤動』を読了しました!

グレースケールと独特なアートのキャラクターが魅力的なビジュアルノベルです。一応実績ありですが最後まで読み進めれば自動的に全実績解除となります。分岐などはなく読み進めるだけです。プレイ時間は約6.6時間とありますがこれは放置していた時間も含んでいるの実態として3~4時間くらいだと思います。
ネタばれがない方がかなり楽しめるビジュアルノベルです。なのでこの記事も物語の核心に触れるネタばれはないです。※ 面白いとおもったところは言及したりキャプチャ貼ったりしたので読み進めるつもりがある場合はご注意ください。

カルラトフカとエルティオミという架空の二つの国の戦争を舞台とした物語です。

主人公はエルティオミの侵略のため村から逃げたイコヌ。故郷の村から逃げて叔母にお世話になりながら戦争の情報収集と通報が趣味の女の子です。俗に言う絶対記憶能力を持っていて見聞きした情報を忘れずなおかつ情報と情報を繋ぎ合わせて処理する能力に長けています。
めちゃくちゃ好奇心が旺盛で知らないことや隠されたりすることがあるとそれを探りたくなる性分の女の子で主人公気質で可愛いです。



ある日人工衛星墜落の現場に野次馬をしに行ったところ誰の記憶にも残らない不思議な少年を見かけたことをきっかけにイコヌの物語は始まります。
好奇心旺盛なイコヌは少年を追っていたところ、キルシウムという情報局所属の女性と出会い協力しながら少年と少年が衛星墜落現場から持ち出した石を巡り物語は進みます。
戦時下が舞台であるがゆえに血生臭い設定は多いのとビジュアルがグレースケールで統一されていて画面が暗く、鬱っぽい雰囲気がありますが内容的には冒険譚に近いです。
イコヌの好奇心旺盛さと物語がテンポよく進むので読んでいて面白かったです。読んでいると展開は読みやすいですが期待は裏切らない進み方で素晴らしいです。
架空の国が舞台のせいもあり用語を覚えるのが大変ですが、モデルになっている国は容易に想像がつくのでそこらへんに置換すると読みやすいかもしれません。
寿司出てきます。寿司!

オタクの「飛影はそんなこと言わない」みたいなセリフが出てきたときは思わず笑ってしまいました。こんな可愛い娘二人にこんな風に煽られるの羨ましい。
終盤当たりからは怒涛の展開でストアページの説明にある二つの運命が交差するの意味がよく分かり、こういう展開大好物だな~と思いながら読み切りました。週末プレイにお勧めです。
イコヌとキルシウムどちらも良いキャラクターしており、最後のイコヌも人生における1つの目標ができたところはちょっとにやっとなってしまいました。
これ自体で物語は完結していますが、続編を匂わせる終わり方もしているので次回作があればぜひ期待したいところです!