
『連呪』のプラチナトロフィーを獲得しました!「連呪(れんず)」と読みます。日本一ソフトウェアさんから発売されているゲームです。

プラチナトロフィー獲得までのプレイ時間は約5時間でした。
個人的には評価の難しいゲームでした。ゲームとしてはホラーゲームで「零」に近いです。こちらはカメラではなく現代風にスマホのカメラアプリですが。ノベルアドベンチャー画面の探索型ホラーで、画面上に幽霊が表示されるのでそれをカメラアプリで撮影することで物語が進むスタイルです。

主人公はオカルト雑誌のライターの「隼人」です。巷で流行っているある噂を辿った所、謎の動画を観たことから呪われてしまいその解決のために動画の真相を探ることになります。ライターなためコミュ力とかはかなり高そう。
ゲームとしては幽霊を撮影しながら進めることになり、撮影した写真をウェブ記事に貼りもらえたいいねの数で呪いを浄化(他のゲームで言えばHPです)して回復するというある意味斬新で賛否両論ありそうなシステムです。
撮影の難易度はこう言ってはなんですがかなり理不尽目です。攻撃を仕掛けてくる幽霊に対して仕掛けられる前に撮影して防がないといけないのですがゲーム後半になるにつれ初期位置からして画面の端に出現するようになってほぼ回避不可能な攻撃を何度もくらいます。他にも姿が見えずにいきなり飛び掛かってくるタイプもありほぼ確実にダメージを受けたりします。
幽霊の撮影を繰り返すと、呪いの元凶とも言える女性の幽霊が出現するようになり、その女性を撮影することで物語が進むのですがその女性が出現する地点がステージごとに10地点あります。その地点を探すための探索が必要になります。しかし上記の理不尽さも相まりゲーム後半はちょっと探索するだけで呪いが蓄積して女性の幽霊を探すどころではないのはもうちょっと改善を望むところでした。
肝心の物語部分や登場人物の魅力的な部分は好みによると言ったところでしょうか…
ボリューム面においても進むのにそれなりに手間取る割に蓋を開けたらプラチナトロフィー取得までプレイ時間5時間程で値段とのバランスが悪いのはあります。
とはいえジャンプスケアや各種スチルの迫力は間違いなくあるのでホラーゲームマニアならばプレイする価値はあるかと思います。
以下、攻略Tips、トロフィー取得メモとネタばれあり感想です。読み進める際はご注意ください。
攻略Tips
プレイして気づいたことのメモ書きです。
- ステージごとに期限(リミット)のようなものはないので呪いが蓄積したら素直に探索を中断して回復に努めた方が良い
- 咲耶子の撮影回数5回目で大幅な回復を得られ、10回目でステージクリアで呪いの全快を得られる
- 地点の幽霊の出現は基本ランダムだけど出現の兆候が表れた場合、そこから離れてもその幽霊を撮影するまでその地点には同じ幽霊がいる
- ロードしても一度固定されたらそのまま
- 飛び掛かってくるタイプで固定されたりするとほぼダメージを喰らってしまう地点になってしまうという苛つきポイント…
- 急いで駆け抜けようとすると最大ダメージを喰らうため奥の地点から帰る途中の複数地点で固定されてなおかつ呪いの蓄積が限界近くだとほぼ詰み…
- 呪いの回復に使用する記事執筆の選択肢と幽霊の写真はトロフィーにもストーリー分岐のいずれにも影響ないので自由に選んでよい
- 貼り付ける写真はベストショットで回復量が増量するが、正確にはベストショットでないとまともな回復量を得られないのが辛いところ…😅
トロフィー取得メモ
日本一ソフトウェアが発売しているゲームにしては比較的トロフィーはコンプリートしやすいです。狙わなくては取れないトロフィーについてメモ書きを残しておきます。
特定の幽霊を撮影することで解除されるトロフィーが全部で6つあります。 トロフィー解除の条件となる幽霊は「S霊園」、「旧大溝邸」、「X神社」、「S病院」、「S小学校」、「S駅」にそれぞれ出現します。あくまで推測ですが出現条件が設定されているものと思われます。ただ、「S霊園」と「S病院」以外は咲耶子の撮影回数が後半以上で出現するものと推測されます。(厳密に推測するとステージ後半の特定のイベントを見たらなのかもしれません。)10回すべてを撮影しきると出現しない可能性もありそうなので注意すると良いです。例えば「S小学校」が10回撮影後だと出現を確認できませんでした。幸い途中のセーブが残っていて撮影できましたが…
全体的にですがトロフィーコンプリートを目指すならかなり小まめにセーブをしておくことをお勧めします。特に新しいスポットが出現するフェーズごとにセーブデータを残しておくことをお勧めします。
殺意の紳士

旧大溝邸にいる紳士の姿の幽霊を撮影で解除されます。市松人形がいる廊下に出現します。特定な幽霊たちは薄すぎてまったく分からんです。改善して欲しいです。
戯れの市松人形

割と咲耶子の撮影回数前半でも撮影できる気がします。鳥居の地点に出現します。
狂乱のナース

恐らくですが…呪物を手に入れて帰る途中で遭遇する?気がします。ベッドのある地点から帰る途中の廊下地点です。(うろ覚え…)
哀憐の小学生

私の場合は咲耶子の撮影回数が8回付近で掃除用具の影がある地点に出現しました。学校内開始地点から1つ先に進んだマスの地点です。
失意のサラリーマン

「S駅」のホーム手前に出現します。恐らく撮影回数が8~9回付近で出現するかと思います。
災いの老婆

「S霊園」に出現します。ここもすごいうろ覚え…「S霊園」の呪物を取得した後だったか、メモ書きを手に入れた後だったか…いずれにせよ「S小学校」クリア後に呪物に関するメモを手に入れた後の出現と思われます。
か え し て わ た し の……
NORMAL ENDルートのトロフィーです。「旧大溝邸」、「S病院」、「S霊園」にある呪物のいずれかを1つ以上所持の状態で最後まで進めると到達します。
わ た し の ひ な み……
TRUE ENDルートのトロフィーです。「旧大溝邸」、「S病院」、「S霊園」にある呪物のすべてを所持の状態で最後まで進めると到達します。
「S霊園」の呪物は「S小学校」の校長室でヒントを取得の後、「2-1」(「2-2」だったかもうろ覚え…)の教室の棚でヒントを手に入れ、2階にはしごをかけている場合はそれを回収の後、「S霊園」へ向かい、入口1つ先地点付近にある木の上のゴミ袋を調べたら、最後に咲耶子の墓を調べると取得できます。
「旧大溝邸」の呪物は学校の物置?みたいな地点で「バール」を手に入れて居間の座布団を調べて「バール」を使えば取得できます。
「S病院」の咲耶子を10回すべて撮影したイベントを見た後にベッドのある地点を調べたら取得できます。
か え し て か え し て……
一番取得率の低いトロフィーです。BAD ENDルートなのですが、呪物を1つも所持していない状態で最後まで進めればよいのですが何も知らずに普通にプレイしていれば1つくらいは呪物を手に入れてしまうので到達していない人が多いものと思われます。
1周プレイのみでトロフィーコンプリートを目指すのであれば各ステージは必要最低限の攻略のみを行い「S駅」まで攻略出来たら、そのタイミングでセーブポイントを作成してすべての呪物を回収した場合、1つの呪物のみ回収した場合、1つも呪物を回収しなかった場合でエンディングを見ると良いと思われます。
ネタばれあり感想
ぶっちゃけ「死印」のパクリ、オマージュだと思っていましたが似ているのは背景の雰囲気やサウンド、心霊スポットの探索方法くらいで蓋を開けてみたら割と方向性は違いました。
ゲーム全体として1つの怪異に立ち向かう話でしたね。(メリイみたいのがいることを期待してはいけない。)
本物の霊能力者の怪異と言えば良いのでしょうか。元凶はカルト教団な訳ですが病院から学校まで巣くいすぎでしょ。絶対関わりたくないでござる!つか黒幕も黒幕でどう考えたって呪いで関係者そろって消えてんのに普通に出てきてそのままやられるの草でした。ホラーあるあるですね。
正直な所…キャラクターの掘り下げというかインパクトさがないので本当に淡々と物語が進む感じでした。キャラクターに魅力がない訳ではないのでしょうがいまいちと言ったところです。しかし…ゲームシステム自体はそんなに「死印」と差があるようにも思えないのにこちらは惹かれるものがあまりありませんでした。
あっちはいきなり下着姿で天井に張り付いていたり、素っ裸で放置されていたりとか、あと不良警官すぎるとかキャラクター自体が人気出そうな超絶インパクトでしたからね。システムの粗さはそこらへんにかき消された感はあります。連呪は良くも悪くも味方サイドのキャラクターが常識的なせいもあり、粗が目立ちその点が弱いのかもしれません。
他のゲームと比較するべきではないと思いつつ雰囲気や探索システムが似てるのも相まってついそういう感想になってしまいます。
連呪の特徴はやはり撮影にあるのでしょう。
でもこの撮影は、結構ストレスだったというかジャンプスケア以上に攻撃してくる霊によっては撮影する前に絶対ダメージ食らうのが苛つきました。浮遊しているタイプで画面の隅で撮影できない位置から一気に攻撃されるのとか叫ぶ少年とかです。
まあ、ある程度確実にダメージを負わせて探索を中断させるためのレベルデザインなのだなと理解しつつ頑張って進めました。
他ゲームで言うHPが画面右下の心臓のゲージで呪いの蓄積が100%になったらゲームオーバーでしたが想像以上にシビアです。確実にダメージを喰らわせてくる悪霊ども許せん!つかそいつらベストショットもほぼ撮れないし…
撮影した写真を記事投稿することで回復するシステムは斬新ではありますね。つかオカルト雑誌のウェブ記事でいいねが数千とかつくのに「こんなものか…」って感想は羨ましすぎる…ヤフーニュースクラスなのだけどこの世界の住人はオカルト好き多すぎでしょ。
タイムリミットのようなものが実はないということを理解するまでは普通にゲームオーバーにもなりましたが理解するとまあ無難なホラーゲームだと思います。
正直、ネックになるのは値段ですね。日本一ソフトウェアのゲームは常にコンセプトは凄く良いのですがいかんせんこのボリュームとゲーム内容にしてフルプライスはかなりきつい印象です。
ホラーゲーム好きで心に余裕のある方向けと言う印象でした。
