
とりあえず視聴した感想としては人を選ぶという感想です。
まず、SFよろしく固有名詞に加えてよく分からん技術が大量に出てきますがそういうものがあると深く考えずに観続けることをお勧めします。細かい説明はほぼないに等しく気にしすぎると観続けるのが苦痛になります。
そしてもう1つ理解しておかなくてはならない大前提として、「サピエンティア」と呼ばれる国際AIネットワーク(国際AIネットワークって何?)があるらしく人類はこのAIに頼ることで更なる発展を遂げた世界が舞台です。ここら辺を理解していないと主人公サイドが何をしたくて何と戦っているんだ?になります。私自身途中までちんぷんかんぷんでした。ただ地球サイドの作戦や部隊編成、行動が必ずしも人間の意思ではなく「サピエンティア」と呼ばれるAIの指示に従っていると分かると多少話が分かりやすくなります。(だから主人公たちが1年程度の訓練で凄い戦えるようになるのもAIによる最適化の究極系と考えれば何とか納得できる…)
月は既にかなり開発されていていくつもの地下都市が存在するレベルです。月である程度、農業や畜産も行っているレベルの模様です。都市部では重力も再現されているようです。
当然、地球も凄まじい発展を遂げている様なのですが順序は不明です。とにかく「サピエンティア」が凄まじい科学力を生み出したAIであることが分かり少なくとも地球に住む人達は「サピエンティア」に従って生きています。「サピエンティア」の判断が絶対なため「サピエンティア」が人を殺せと言えば殺すレベルです。
アニメは開始と同時に良く分からん大量の人型の兵器と逃げながら?戦闘しているシーンから始まりなぜこのような状況になったのかを回想していくスタイルの物語展開のアニメです。
故に視聴者はかなり置いてけぼりをくらうアニメだと思いました。この回想型スタイルはかなり好みが分かれると思っていて用語や世界観の説明が置いて行かれることもそうなのですがこんなに話数を重ねてやっとここまで進んだの?!という状態になるため忍耐は必要かと思います。
とりあえず導入のあらすじとしては、あることをきっかけとして月と地球で戦争が始まってしまうという話です。そして主人公であるジャックが実は根本的に正体不明の人物であることが分かりジャックは自分の出自の謎と復讐のために戦う物語?です。ヒロインはリースかと思いきや、幼馴染は負けフラグ全開で豊橋行き確定で本ヒロインであるマリーが6話くらいに登場します。マリーの声がまさかのアイナ・ジ・エンドさん。声優っぽくない声のヒロインで思わずエンドロールをその回だけしっかり確認してしまいました。
割と…というか全18話あるのですが6話ベースごとの3部作風らしく15~16話位まで観てようやく全体像というか原因の65%位が分かるみたいな進捗です。で残り2話位で「何かよく分からんが全部解決したぜ!」みたいな感じでエンディングとなってしまい( ゚д゚)ポカーンとなってしまいました。
個人的にはジャックが真実を知るためにマリーを連れて行ってしまうところでリースが闇落ちする部分は見ていてかなり栄養を摂取できました。それにじっくり溜めた分、残り2話でのリースちゃんは良かったです。叫び声も最高でした。「サピエンティア」様容赦ねぇー!
結局のところ、概ね誰もが予想する通り「サピエンティア」がある意味でのラスボスではあるのですがそもそも「サピエンティア」の考える発展方法が、発展過程ででる廃棄物、貧民や差別、負の感情は全部月に押し付ければ完璧だよね!って発想で皮肉にも現代に本当に表れた生成AIが思わず出してしまいそうな答えをマジで実行してしまった世界線の話とも言えます。そう言えば星新一のショートにもゴミを捨てる穴の話があった記憶があります。
キャラクター原案は荒川弘氏で馴染みやすい絵柄であるため見やすいです。ストーリーを理解するのは難しいですが本格的なSFアニメーションであることは間違いなくグラフィックスは映画並みのクオリティです。アクションシーンもしっかり動くため見どころはしっかりあります。
最期は戦争ものではなくモンスターパニック物になってしまいますが全体を通してテンポの悪さは否めないですが展開の勢いはあるため時間があれば観る価値はあると思うアニメでした。
ちょっとだけ頑張って考察してみる
Lゾーンとかシードとか意味不明過ぎていくつか観直してみました。
結局ジャック(ジェイコブ)やフィルって何者なの?
人造サピエンス種なるものらしいです。
宇宙開拓に適した生命体として人造的に作られた人間の様です。そしてその遺伝子配列を作ったのが「サピエンティア」だそうです。つまりまとめると「サピエンティア」が作った人間と考えて良さそうです。加えて言えばそれをシードと呼ぶようです。
ジャックは一番最初に「サピエンティア」に作られたのでシード1ということになります。フィルはシード2でジャックのスペアだそうです。
ジャックの遺伝子配列は他のシードを介して環境を促進(環境を促進って何?)停滞させたりすることできるそうです。
あともう1つジャックは最初に作られたからなのか隠しコマンドなるものがあったようです。(何だよ隠しコマンドって…遺伝子配列怖い…)
もうここから意味不明だけど電子の毒なるものジャックは持っているらしくそれはジャックが過ごしていた船(アバドン船)を自爆させることができるセキュリティーホールだそうです。色々ごちゃごちゃ述べられていましたが私の理解では初めて作った人造人間だからジャックを介すれば「サピエンティア」(ちゃん?君?)に繋がることができるようです。
第1話の起動シャフトの爆発は何だったの?
フィルが「サピエンティア」に(たまたま見つけた?)ジャックを介して攻撃を仕掛けようとした際に「サピエンティア」がやった…とフィルは主張していました。
ボブ・スカイラムも何者なの?
どうもシードではないようです。人造サピエンス種を管理するために作られたAIのようです。「サピエンティア」はある時からシードを含め不要(自らを超えるAIを不要)と判断して破棄するためにアバドン号を墜落させた模様です。
月の反乱軍は何に反抗していたの?
月は「サピエンティア」によって搾取されていた、つまり地球の住民と発展を最優先として月の住民や資源を利用していた訳です。第1話で差別や貧困が消えたともありましたがそういう層も月の最下層に押し込めていただけです。月の反乱軍は独立を宣言したわけですが地球との対立は「サピエンティア」に宣戦布告をするのと同義だったわけです。地球人と戦っているというよりは厳密には「サピエンティア」と戦っていたと言えます。(リースがマリーに銃口を向け撃つ直前まで「サピエンティア」に従っていたことからもごく一部を除き地球に住む人達はすべて「サピエンティア」には逆らわないほぼ洗脳に近い状態にあると考えらえれます。)
ウミウシみたいなあれは何なの?
分からん…7話くらいから登場するのですがあれがLゾーンと呼ばれている恐らく生き物?です。「サピエンティア」は反旗を翻した月をどうにかするためにこいつを開放したみたいです。だからマリーがこいつをコントロール可能であると判明するとリースを通してマリーを殺そうとしたのですね。
何となくですが今までの情報を総合すると宇宙開拓の過程で採取された生命体か…あるいは12話でシードエンカウンターという名称が出てくることから人造サピエンス種を作る過程で生み出された何かなのかもしれません。
マリーは何だったの?
これもよく分からず…
とにかくマリーの中にはLゾーンの変異株みたいなものが入り込んでいてまるで女王蜂のような役割を果たしていたとのこと…
最期はLゾーン自体がマリーを取り込んで進化しようとしていたので別れた分体でも1つになろうとするような性質があるのかもしれません。
なぜマリーがそんなものになったのかの説明で具体的な話はなかった気がします。
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私、てっきり月にいる人たちの正体があのウミウシみたいな生き物を何かってオチを期待しましたが全然違いました。😅