スマートグラスの『Even G2』が届いたので開封の儀からセットアップ、そしてライブ翻訳を使用してみた感想

www.evenrealities.com

スマートグラスの『Even G2』がついに日本の眼鏡店で購入できるようになったので1月頃に注文しついに無事に届きました!

スマートグラスは大手IT企業がいくつか出していますがどれもスマートグラスの専用ディスプレイに度付きのレンズを重ねていたり…あるいは大きすぎたり形状が特殊だったり等、明らかに普段使いには厳しい様相の物が多いのですが、この『Even G2』は現状唯一の普通の眼鏡の形状をしているディスプレイ搭載のスマートグラスです。また他のメーカーのスマートグラスはカメラ機能を当たり前のように搭載していますが『Even G2』はそういったものは搭載していないことから安心感もあります。

それこそ小学生時代からの眼鏡ユーザーとしてある意味で待ち望んだ新世代デバイスとも言えこれは体験せねばと思い購入に至りました。

まずは手探りながら使用感とセットアップで詰まった所のメモ書きを記事として投稿しようと思います。

開封

『Even G2』外箱① 『Even G2』外箱② 『Even G2』外箱③

二段構えの梱包です。本体の箱はちょっと高級感を意識していそうです。

『Even G2』外箱④ 『Even G2』ケース① 『Even G2』ケース② 『Even G2』眼鏡① 『Even G2』眼鏡②

レンズはかなり値が張りましたがProgressive 1.74の遠近両用です。購入にあたり視力はチェックした上で既にかけている眼鏡と同じ度数で注文して頂きました。こういうところが眼鏡店で購入できるメリットですね。

セットアップ

クイックガイドが同封されていますがアプリを入れてそれに従えと記載されているだけです。なので実際にセットアップの手順をメモ書きで残しておきます。

付属のケーブルと眼鏡ケースを接続して充電する

『Even G2』Type-C

TypeーCのケーブルが同梱しているのでそれで電源と眼鏡ケースを接続して充電を行っておきます。スマートグラスのセットアップはケースに入れた状態で行われます。

アプリをインストール

箱にQRコードが印字されているのでスマートフォンのカメラで読み取りそこからアプリストアへ飛び、Even Realitiesをインストールします。※ 安全のためにも箱のQRコードのリンクからアプリは探した方が吉

アカウント登録

起動するとアカウント登録を促されるので画面に従い登録します。

  • 日本を選択してEvenを有効化
  • 権限周りはすべて許可する

製品の登録とファームウェアアップデート

『Even G2』Even Realities① 『Even G2』Even Realities② 『Even G2』Even Realities③ 『Even G2』Even Realities④

  • デバイスとスマートフォンのペア設定やファームウェアアップデートを行う際はEven G2を眼鏡ケースに入れて行うこと

『Even G2』Even Realities⑤

  • アップデートが進まない場合はデバイスのBluetooth接続を確認してアプリを再起動すると先に進むかもしれない
  • ペア接続されるデバイスはLRの二つ

操作のチュートリアル

『Even G2』Even Realities⑥ 『Even G2』Even Realities⑦

  • 電源ボタンのようなものはない
    • リングがない場合はタッチパッドで操作を行う
      • タッチパッドはメガネの先セルの側面にある

操作感

リングは購入していませんが先セルのタッチパッドの操作でもそこまで辛くありません。また頭上げ表示でダッシュボードを即座に表示できるのもの良いです。(いつも頭を上に上げる不審者になりそう…

時間や気温が目の前にパッと表示されるだけでもちょっと感動しました。デフォルトのダッシュボードでもニュースや株価の表示は可能です。実際にかけてみて表示されている文字や図形に焦点を合わせるのは難しくないです。

『Even G2』スマートグラスに映るダッシュボード

画面の情報を載せられないのがもどかしいです。こんな感じでグラスに情報が表示されます。写真だと分からないですが、実際にはかけてみるとしっかり目の前に映像が映ります。近未来感があります。

SDKも公開されているようなので暇があれば勉強してアプリも開発したいです。ただ、まずはせっかく遠近両用の高い度付きレンズ込みで購入したので普段使いできるかどうかを試そうと思います。

ライブ翻訳

一番の目的だったライブ翻訳を使ってみました。

『Even G2』ライブ翻訳①

使い方は簡単でアプリからでもスマートグラスからでもライブ翻訳を選択して言語の設定を行い実行するだけです。あとはマイクで拾われた音声が翻訳されてスマートグラスに表示されます。

www.youtube.com

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試してみたのは上記の動画です。Cartoon HangoverCNN

試してみたところ…まず根本的にパソコンのディスプレイとは相性が悪い感があります。背景が黒いとEvenG2の緑色の文字が読みやすいですがディスプレイのバックライトがあると遠近両用のレンズ(Progressive 1.74)ではあるものの焦点を合わせるのが難しい…なのでまず設定で画面の明るさは最大輝度にしました。

『Even G2』アプリトップ①

文字の輝度はアプリのトップにあるスライドバー(眼鏡の上)で行えます。

ライブ翻訳をアプリから起動して机に置き動画を再生します。

リアルタイム翻訳部分はラグはそこそこあるものの概ね問題なし。翻訳の精度も許容範囲内です。レンズに表示される翻訳文は目の焦点を合わせれば読めますがやはりディスプレイ上でそれなりに動く画面を観ながら読むのはちょっと厳しい…というのが正直な感想です。アニメや映画とは相性が悪そうです。レンズの文字に目の焦点を合わせつつ画面を観る訓練が必要そうです。ぶっちゃけ字幕があるならそちらを優先した方が良いです。ニュースは音声を聞いているだけでも分かりやすいので相性が良いと感じました。やはり人間との会話で使用することを基本的には想定しているのでしょう。

ちなみにブラウザのアドオン等を使用した音声読み上げとはかなり相性が良いです。個人的に助かると思ったのが英語圏のDiscordのレスやブログの文章の内容を読むのに音声読み上げを使用することで翻訳がスマートグラスに表示されるためこれは便利だと思いました。

chromewebstore.google.com

使っているアドオンは『Read Aloud』です。このアドオンはブラウザ上で表示できてハイライトできるものなら何でも読み上げてくれるため便利です。

まだ荒い部分は多いですがそれでも未来を感じます。色々使い倒してみようと思います!

最後に

このスマートグラスをかけて車や自転車の運転はしないようにしましょう!