映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観てきました!宇宙で二つの種族を救うためのミッションに挑むバディもの。相互コミュニケーションの素晴らしさを描くカタルシス満載のSF映画です!※ ネタばれあり感想

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プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観てきました!

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』パンフレット表 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』パンフレット裏

公開初日が祝日なのも功を制したのか久しぶりに映画館が人で一杯でした。ボードを見てもプロジェクト・ヘイル・メアリーの席は回によっては既に満席でした。原作小説から既に人気なのは分かっていましたが洋画かつSFとしてもヒットしていそうです!

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原作小説は読了済みです。どのようなストーリーなのかは以前投稿した感想記事にあります。お暇でしたら読んでいってください。

以下、映画のネタばれあり感想です。読み進める際はご注意ください。

ネタばれあり感想

原作小説を読んでいなくてもSF映画としてしっかり楽しめます。映画を観た後、あるいは観る前に小説を読めば二度美味しいかと思います。お勧めです!

あの長い小説を見事に映画に収めています。端折られている描写は多いですがそれも仕方ないこと。むしろかなり省略しているにも関わらず上映時間としてはかなり長いためトイレはしっかり済ませておくことをお勧めします。中盤になぜか原作小説にはないエヴァが歌唱するそこそこ長いシーンがあるためそこはトイレタイムに最適です(笑

映像化と言う意味では個人的には満点に近いです。一方で小説の醍醐味でもある理屈の部分や心理描写、人間関係性の部分はカットされています。原作小説を読んでいるとこのシーンは小説のあそこだな…みたいに答え合わせしながら観れました。小説を読んでいなければまた違う感想になりそうです。

理屈や心理描写がカットされているため展開に唐突感を感じやすいのはあるかと思います。

例えば終盤にはなりますがグレースがヘイル・メアリーの船員に強制的に選ばれた理由の部分は完全に端折られていました。あれはグレースに昏睡耐性がありなおかつ訓練に参加していたという背景があります。エヴァは万が一を見越して昏睡耐性を持っていることが判明したグレースをプロジェクト・ヘイル・メアリーの船員候補として研究に参加させ続けていたという部分が小説では明かされますが映画だとそこら辺は曖昧になっているため終盤のシーンではグレースを無理やりにでも選んだ理由は分かり辛いかもしれません。(イリュヒナとヤンが会議にいるのも映画のみ。小説では二人はグレースが強制的に船員に選ばれることを知らない)あの状況だと事実上、選ぶことができる代替の船員候補は昏睡耐性を持ちアストロファージに詳しく訓練にも参加していたグレース以外ありえなかったのです。

代わりに文章や挿絵だけでは分かり辛い宇宙船の構造や動きが映像で観ることが出来るのは感無量でした。ここはやはり洋画の真骨頂でしょう。凄まじい映像美は感嘆に値します。

エリディアンの船もイメージし辛かったですが映像にされることで「はぇ~こういう船なのか…」と分かりやすかったです。ヘイル・メアリー号とそれとなく形が似ているのはやはり宇宙空間を移動するのに適した形状があの形態なのでしょう。

ロッキーが可愛かったです。小説で描写されていたイメージ通りでこれは映像化としては満点でしょう!

最期に地球の様子が少しだけ描かれているのが良かったです。予想通り氷河期に突入していたようです。ちなみに小説では地球を無理やり温暖化にする工程も描かれていたのですがそれを行っていても海上が氷河で覆われていました。あれで済んでいると見るべきなのでしょう。個人的にはエヴァが無事でいることが意外でしたが。ぶっちゃけ殺されているのではないかと思っていました…まあ、小説でも最後は太陽の光が回復することが分かるのでタウメーバーを金星に放出するプロジェクトを動かせるのも実績のあるエヴァしかいないでしょう。

またグレースがロッキーの故郷で無事に過ごしている様子もしっかり映像で描かれていて満足です。地球とエリダニの両方を救うためのミッションを遂行する過程でグレースとロッキーが築いた絆が見えるよいエピローグでした。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』入場特典

入場特典ありました。プロジェクト・ヘイル・メアリーのワッペンかな?