『怪異番号~20✕✕(ニーマルバツバツ)~』を読了!1つの都市伝説を起点に4つの物語が交差するほんの少しホラー風なお手頃ビジュアルノベルです。※ ネタばれあり感想

『怪異番号~20✕✕(ニーマルバツバツ)~』タイトルコール

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怪異番号~20✕✕(ニーマルバツバツ)~』を読了しました!「オトリギリソウ」や「かまちたちの夜」を思わせる3時間程で読了できるビジュアルノベルです。実績はなし。

中学生の主人公が「その電話番号にを電話をかけると好きな相手と恋人になれる」という都市伝説を耳にしたことをきっかけに電話番号の落書きがありそうな4つの公園のトイレを巡る物語です。

説明を書くと意味不明ですが…舞台が平成でガラケー時代です。実際、私自身もそういう落書きを目にしたことがあったりします。

とても中学生とは思えない行動力とポテンシャルで各公園にある落書きの電話番号に電話をかけた主人公は4つの不思議な事象…事件?に遭遇します。ショートショートが4つありそれらすべてを読むことで真相に辿り着く形式の実質的には1本道のビジュアルノベルです。

中学生時代に出会った4つの奇妙な出来事が大人になって伏線回収される構成は非常に良かったです。

ハッピーエンド風に終わるものの友人A君だけは本当に不憫でなりませんが作者さんも「あとがたり」でそういうものであると述べていらっしゃるので仕方がないでしょう。

作中でも注意されていますが…どこに繋がるか分からない電話番号に電話をかけてもトラブルの元だし高額バイトなんて謳っているものは大抵が闇バイトでしょう。昔からそういうのはあったのですが近年はSNSが主戦場になった上にまじでシャレにならん事件も報道されたりするので怪異以上に人間がやっぱり一番怖いですね。

ストアページの雰囲気はホラー風味が強そうですがジャンプスケアもなくがっつり怖い感じでもないです。この手の実写を混ぜキャラクタービジュアル重視でない読み物として面白いビジュアルノベルは近年は貴重でお勧めです。(正確には貴重と言うよりフリーゲームだとそれなりに見かけるのですが埋もれやすくて出会えないのですよね…)