『JUNK WORLD』を観てきました!壮大すぎる世界観に驚異のストップモーション!他にはないセンスが光るキモ可愛いかったりキモカッコいいマリガンやキャラクターデザイン、しっかりと前作『JUNK HEAD』へと繋がる物語でした。

junkworld-movie.com

JUNK WORLD』を観てきました!結論から言ってめちゃくちゃ面白かったです。

JUNK HEAD(字幕版)

私は前作の「JUNK HEAD」はアマゾンプライムビデオで知り視聴しました。暇つぶしの映画を漁っていた中で見つけて何気なく観たのですが、その独特な世界観やマリガンのデザイン、ストップモーションの凄さや終盤の物語の展開に驚かされとても面白いと思いました。しかも1人で製作したというのですから驚愕です。実際エンドロールでも本当に監督の名前が流れていて凄いと思いました。本作ではエンドロールを見る限りでは流石に人手は増えてるみたいでした。

『』パンフレット表

『』パンフレット裏

パンフレットですがぜひ購入することをお勧めします。分厚く映画のパンフレットとしては他に比べるとかなり値段が高いのですがそれだけの価値はあります。「JUNK WORLD」での物語の複雑な時系列が分かりやすくまとまっているため物語の理解の助けになるのとメイキングが非常に有用です。ストップモーション映画のメイキングである以上にシンプルにフィギュア製作や映像製作の資料として見ても専門書並みの破格の内容です。

どんな物語なのかと言うのを形容するのが非常に難しいのですがキモさ下品さがあるにも関わらず人を惹きつける何かがある映画です。「JUNK HEAD」より1024年前が舞台でどう繋げてくるのかと思いましたがしっかり繋げてきました。「JUNK HEAD」では主人公であるバートンが最後は生命の樹に向かう所で終わりましたが、「JUNK WORLD」により生命の樹が一体何であるかが描かれています。また「JUNK WORLD」と「JUNK HEAD」の主人公が繋がるであろう伏線もしっかり描かれておりこの脚本の構成力はSF好きとしては感嘆に値します。近年この手の物語の作品が減っているだけに貴重で最終章が公開された絶対に観に行くでしょう。

作中の日本語のようにも聞こえたりそうでなかったりするセリフ(言葉)が笑わせに来てます。「スイヨウドウデショウ」とか本物の事を「パチモン」とか言ったり。「JUNK HEAD」で言えば「カピカピジャネェカ!」はまあまあそのまんまで笑いましたが今作はさらに遊んでいます。こういうところもかなり楽しめました。

基本「JUNK HEAD」を観てからこの映画を視聴するのが間違いなく良いとは思いますが「JUNK WORLD」から観ても問題がないように物語は作られています。また3部作であるがゆえにまだ謎も残っています。ぜひ最終章に期待したいです。

少なくとも「JUNK HEAD」はアマゾンプライムビデオで視聴できるのでぜひ視聴をお勧めします。お勧めしますとは言うものの実際のところ好みに合わない人には徹底的に合わない気もします。でも「JUNK HEAD」面白いと感じたなら「JUNK WORLD」も間違いなく面白いです。

JUNK HEAD

JUNK HEAD(字幕版)

『』シール

鑑賞特典でもらえたシールです。