『北極百貨店のコンシェルジュさん』を観てきました!

北極百貨店のコンシェルジュさんを観てきました!これで今月は3本も劇場まで足を運んでしまいました。

原作の漫画はこちらだそうです。

北極百貨店のコンシェルジュさん

北極百貨店のコンシェルジュさん(1) (ビッグコミックススペシャル)

イラストレーターでもある西村ツチカさんの表現そのままに、とても可愛くコミカルかつ多彩な動きで想像以上に素晴らしい映画でした!

実は…正直なところ、前情報を殆ど入れずにせいぜい予告編の情報しかない状態で観に行ったのであまり期待していなかったのですが普通に面白くとても良かったです。

思った以上に良かったので思わず原作の漫画もKindleで購入して読んでみましたが本当に独特なイラストがアニメーションになっていたのですね。

主人公の秋乃がとても可愛いです。惚れちゃいそうでした。めっちゃ動きます。

群衆のカットもコミカルに動物たちが動いて可愛いです。

北極百貨店の世界観としては百貨店のコンシェルジュ含む従業員はすべて人間であり、お客様はすべて動物です。

とはいえ世界観に関してはあまり深く考えても恐らく意味はないです。劇中でもこれといって言及される訳ではないです。百貨店の外がどうなっているのか?とか、なぜ動物が人間のように動くのか?なぜ絶滅した動物が存在するのか?とかは最期まで分かりません。

ただ人間の大量消費によって絶滅した動物が数多くいて、その贖罪?のために北極百貨店は出来たみたいなことは言及されていました。

人間がコンシェルジュとなり人間が現在進行形で行っているような大量消費をできる場を動物たちに提供しているということらしいです。

パンフレットには人間も近縁種が居ないある側面においては絶滅種と考えられ性質の一つに表情によってコミュニケーションを取る動物であることが言及されています。人間だからこそコンシェルジュの役割を果たせるともありました。

劇中でも秋乃は新人でうまくお客様の悩みに接することができないシーンから始まり、先輩にお客様の目を見ろと指摘されます。

目や表情によって相手の感情を察することができる能力があるのはたしかに人間ならではなのかもしれません。

物語は秋乃がコンシェルジュとして成長していく姿が描かれています。どんなお客様の悩みにも真剣に応えようとする秋乃の姿とそれに助けられるお客様の関係性がとても良いと思いました。最後の方は少しうるっときましたね。

何か特別な派手さがある訳ではないですがとても丁寧な映画だと思いました。これはぜひ劇場で観て欲しいです。

北極百貨店のコンシェルジュさんパンフレット表 北極百貨店のコンシェルジュさんパンフレット裏

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