表題の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観てきました！
鬼太郎の世界観はアニメ版の第６期をベースにしてあり、パンフレットにも第６期のエピソード・ゼロとも言えると書いてありました。
ですが第６期と言えばニチアサですが、テーマが割と怖さをベースとしており子供向けと言えども容赦ない表現もあるのが特徴でした。あとねこ娘が可愛い。
本映画はその点も継承しつつですが、完全にえぐい物語に仕上がっております。呪いや妖怪以上に人間がもっとも恐ろしい存在であることを容赦なく突きつけてくる作品です。
エロに関しては直接的な描写はないですがその匂わせも容赦ないです。言ってしまえばＲ１８なＰＣゲームの伝奇物ジャンルにあるような展開も描かれます。
誰も救われないという観点で観たらＰＣゲームの方がまだ救いがありますね…見終わった後は割と落ち込みましたがその終わり方がそのまま墓場鬼太郎に繋がる見ごたえのあるエンディングにでした。
映画を観終わり帰宅後、思わずアマゾンプライムビデオでそのまま墓場鬼太郎のエピソード１を視聴してしまいました。
もっともこちらは第６期とはまた別物ではあります。ですがメタバース的に考えて６期と繋がりがあるなら鬼太郎の親父の姿が包帯巻きなのかもうまく理由付けできたなと思いました。
６期版ねこ娘も少しだけ登場します。
前半は少しだれる感じもありますが作品の雰囲気を考えたらそこまで不自然ではなく、むしろ後半はバトルシーンもかなり多く迫力満載です。鬼太郎好きならば是非観に行くべきとも言いたいのですが…胸糞展開がかなり多く人を選びます。特に子供が犠牲になる展開を見たくないのであればお勧めできません。個人的には面白かったけど心が落ち込む作品でした。
ちなみに個人的に一番ホラーだったのは６期が放送開始したのが２０１８年４月１日だそうですよ！噓でしょ…月日が経つのが早すぎる…
