日本一ソフトウェアによると流行り神の発売はPS2で2004年だそうです。
流行り神は日本一ソフトウェアから発売している都市伝説を題材にしたホラーアドベンチャーゲームシリーズです。
上記の流行り神がから流行り神2、流行り神3、真・流行り神、真・流行り神2、真・流行り神3と発売されている息の長いシリーズです。
日本一ソフトウェアは他に夜廻シリーズを出していたりとホラージャンル…とりわけジャパニーズホラーはかなりツボを押さえている印象です。
もう最初の流行り神が発売して10年以上も経っているのですね…
つい最近(7月27日)、その初代のシリーズがパックになった『流行り神1・2・3パック』が発売されました。
実はダウンロード版だと少々事情が異なるようで、1・2・3がパックになっているのはパッケージ版のみの様です。
ダウンロード版は個別に購入可能です。そのためプレイしたいナンバリングのみ購入するということが可能です。
(トロフィーもパッケージ版と異なりそれぞれ個別にあるっぽい…?)
ぜひ流行り神の新作を出して欲しいのでDL版を購入しものすごく久しぶりにプレイしました。まさかPS5でプレイする日が来るとは想像もしませんでした。
思った以上にシナリオを忘れており新鮮な気持ちで楽しめました。
流行り神シリーズにおいて非常に重要なキーワード「友達の友達」です。
このゲームでヒロインとも目される超良キャラクターの小暮宗一郎。流行り神シリーズにおいて主人公のベストパートナーです!
科学担当の式部人見さん。
オカルト担当の霧崎水明さん。
流行り神シリーズの最大の特徴は章ごとに科学ルート、オカルトルートに分岐して1つの事件をそれぞれ異なる側面から解明していくのが特徴です。
なお…科学ルートだからと言って納得のいく答えが得られる訳でないです。
このゲームのヒロインかと当時は思っていましたがシリーズを続ける事に特にそんなことはなくなる間宮ゆうかちゃん
ただ専用の隠しシナリオではこれでもか、というくらい1枚絵が多いです。
個人的にはかなり魅力的なキャラクターである犬童蘭子警部。いわゆる真相解明には彼女の隠しシナリオを開放する必要があります。
流行り神を象徴する1枚絵のスクリーンショットです。どの章のシナリオも未だ色褪せることなく考えさせられるシナリオです。流行り神シリーズの原点なだけあり良作であると思います。
シナリオ数は隠しシナリオを含めて全9話です。
大体プレイ時間は確認すると約20時間程でした。
これはプラチナトロフィー取得までも含めたプレイ時間です。
ただトロフィーに拘らずシナリオを楽しみたいという場合でも、真相にあたる隠しシナリオに到達するにはデータベースをその隠しシナリオから手に入る項目以外すべて手に入れる必要があります。
そのため8話分は既読率90%以上を求められます。既読率90%以上はほぼ選択肢ごとの分岐を網羅している状態なので…全シナリオを読み切るのに12~15時間位はかかるかと思います。
スキップを駆使して読むのを効率化を図りたい所ですがスキップできない演出が多数ありイラつきます…
プラチナトロフィーまでのコツ
このゲーム、フローチャートやエンディングリストのようなものを兼ね備えていません。そのためテキストアドベンチャーの割にプラチナトロフィーの取得率が低いです。
- 追記
- フローチャートありました!めちゃくちゃ分かり辛いですが左スティックボタン押し込み(L3)状態でそのまま左選択状態からの×ボタンで分岐ツリーに行けます!
(2023年8月7日時点で5.4%でした。難しいのではなく大半の人が面倒くさくてコンプリートを目指さないのだと思います。)
どのエンディングに到達したかどうか?また読んでいない箇所はどこか?を簡単に確認する術がありません。
- 追記
- 上記方法にて分岐ツリーを表示できるため読んでいない分岐を見つけることができます!
既読かどうかを判定する方法は設定の高速スキップで「未読は含まない」を設定した状態でシナリオを呼んでいるとき□ボタンを押して次の選択肢までスキップできないならそこは未読箇所です。
まったく同じ文章だとしてもルートとして異なるとスキップできません。文章で判定するのではなく上記のテクニックを駆使して未読箇所を探してください。
もっともプラチナトロフィー取得を妨げるトロフィーが「「流行り神1」全制覇」です。
説明書きに「全章全ルートクリアを達成した。」とあります。
この全ルートとは章ごとのマルチエンディングの事を指している訳ではなく、シンプルに全章既読率100%で取得できるトロフィーです。
さて、プラチナトロフィー取得のコツですが…全選択肢総当たりしかありません…
やっかいなのがこの流行り神…特定の選択肢を選んだ時のみ後方で出現する選択肢みたいなパターンと、特定の選択肢を選んだ際に直後ではなく後方の別の選択肢の箇所で分岐が変わるパターンがあり非常に面倒くさいです。
後者のパターンで1つ例を挙げると…例えば、最終章の一番最初のキャリッジポイントを使用する選択肢はオカルトルートのある場面の選択肢を選んだあとの展開に影響したりします。
フローチャートがないことでこの手のルート分岐を見つけ出すのに苦労します。
- 追記
- 分岐ツリーを見ることでルート分岐も見つけられます
- とはいえ、下記内容自体は見落としがちなポイントでもあるので残しておきます
私なりに既読率100%を目指すために注意すると良いと思うことをまとめました。
- ルート分岐が非常に多いのが「ゆうか編 神隠し」
- 序盤のキャリッジポイントを使用するおばあさんの選択肢で大きなルート分岐が発生する
- それぞれのルートにバッドエンドが大量に配置されているのでセーブを小まめに行い見かけた選択肢はすべて総当たりするべし
- 序盤のキャリッジポイントを使用するおばあさんの選択肢で大きなルート分岐が発生する
特に上記に示すスクリーンショットの箇所は選択肢の選び方でたくさんの種類のBADENDに分岐する
- (BADENDの内容自体にテキスト差分が殆どないため非常に分かり辛いが□スキップで飛ばせなければ未読にルート分岐していると判断できる)
見落としがちなのが第零話~最終話の科学ルート・オカルトルートごとの推理ロジックの否のルート
- 否もしっかり未読にあたるルートなのでわざと間違えて読む必要あり
もちろん隠しシナリオの推理ロジックにも否ルートがある
「コックリさん」は既読率100%が難しい
- 見落としがちなのが科学ルートでの生徒に話を聞きに行く選択肢
- それと同じく科学ルートで張り込みをする際の選択肢で堀川麻里選択後に登場する野沢翔太の選択肢で3パターンのルートがある
- これも結構見落としがち
追記
概ね私が苦労したのはこんな感じです。ここらへんを押さえておけばあとは気力と根性です。