GWですが外に出る気が起きずひたすらPCゲームを遊んでいました。遊んだのは以下のゲーム。
この4つをプレイしながらニコニコでアニメ観ていたらGW終わっていました…
それぞれのゲームをレビューしていきます。
天使騒々 RE-BOOT!
安心のゆずソフトの新作です。
レビューしようと思ったのですが…いきなりで何ですがこれといって言及することがないです(汗。
絵は綺麗ですべてのヒロインが可愛くて素敵です。ぶっちゃけそれ位です。
主人公やヒロイン達は異世界転生ならぬ異世界前世がテーマで前世返りなる設定があるのですが、その設定がいい感じに物語に絡んでいるとは言い難いです。
キャラクターゲームなこともありすべてのヒロインに忖度されているため折角の設定もカタルシスを得られるようなものでもないです。ただ裏を返すと突飛な設定や展開はないため安心して読めるのでその点は良いかなと思います。
ストーリーに期待するのであれば、私は千恋*万花 と天神乱漫 あたりが好きですね。
旬?なギャグや表現も健在です。天音が可愛いだけでした。
お労しや兄上とか個別ルートで言い出すのかと思いましたがそんなことはありませんでした…
サメと生きる七日間
CUBE から発売されたゲームです。
これは素晴らしかったです。ADV好きだと七日間という言葉がタイトルに入っているだけで予測できると思いますがループ物です。
メタフィクション満載ながら設定もしっかり練られた作品です。
サメ映画ネタに詳しいとより楽しめます。ただ私の場合、最後までこのサメ映画ネタと物語の関連性が何なのかはちょっとよく分かりませんでした…
主人公が海で溺れているところから物語は始まり記憶のなくした状態で島での生活をスタートします。そこで島の謎や奇妙な現象に立ち向かっていくのですが、序盤はシンプルに意味不明な展開で物語に引き込まれます。
記憶がないせいで島の奇妙な状態が正常なのか異常なのか判断できないところがより面白さを引き立てていました。
特に謎の存在、船堀お姉さんに惹かれたなら買いです!
このスクリーンショットにビビッと来たらぜひプレイしましょう!
あと…私が一番!とか言いそうなヒロインも居たりします。でも君だけキャラデザ違くない?とか思ったり思わなかったり…
死に逝く君、館に芽吹く憎悪
バグシステム から出ているスプラッタ系のゲームです。完全に人を選びます。
凌辱とかそういうのではなく純粋な暴力と残虐がテーマです。
このゲームに関してはスクショとかは特に載せませんが、そこらへんにあるような暴力と言いつつなんかヒロインが気持ちよくなって逝っちゃう~みたいな生ぬるい展開はなしのガチンコスプラッタでした。
あまりにスプラッタレベルが強すぎてそういう展開になるとヒロイン達がすぐに意識消失で死にます。まあそんなことしたらそうなるよね…という展開です。
ただ、シナリオが思いのほか良く出来ていました。ストーリーは惰性で読んでいたため意識が向いていなかったこともあるのですが終盤あたりであることに気づくと、あっそういうことか!と伏線回収の楽しさがあります。
このゲームはシンプルにお勧めしないです。
Chrono Box
そこそこ色んなゲームのストーリーを楽しんできた私ですが久しぶりに出会った本気で心が抉られたゲームです。超お勧めです。いや…やっぱりお勧めしません。大抵素晴らしいゲームと言うのはものすごい苦難の果てにグランドエンドが存在して良かった…となるのですがこのゲームはものすごい苦難の果てにどうしようもないTRUE ENDを突きつけてくるゲームです。ハッピーエンドなんてあり得ません。でもそこが素晴らしかったです。
キャラクターデザイナーは長浜めぐみさんで、長浜めぐみさんと言えば、DUNAMIS15 や DISORDER6 ですね。
同じキャラデザなこともあり雰囲気は似ているゲームですが方向性はかなり違います。
ヒロインがたくさん居てどの娘も魅力的だなとなります。このヒロインがたくさん居るという事実すら真相に絶望するための伏線です。長浜めぐみさんのキャラデザでエロゲーが出来るなんてと甘い感じでプレイしていると後悔します…
ネタバレという訳ではありませんが、出てくるヒロイン誰一人好きになってはいけません…
いや、ガチの癒しキャラである霍ちゃんは好きになって大丈夫です!
このスクリーンショットに載っているのは大丈夫な娘達です!
(というか…最後まで読んでもこの娘達は結局何だったのかよく分かりません…謎です)
ちなみに上で紹介した「死に逝く君、館に芽吹く憎悪」に負けず劣らずでグロ表現も凄まじいです。ですが何より凄まじいのは声優さんの演技です。
イヤホンしていてビックリしたのは初めてでした…ヒロインの声優全員怪演です。
もっとネタバレできるのであれば深い感想を書きたいのですがそれを書いてしまうと面白さが致命的に半減してしまうゲームでもあります。
精神的に辛かったり鬱症状のある方はプレイしないことをお勧めします。
全部読了した後、放心したのは久しぶりでした。