流行り神3も既読率100%でプラチナトロフィー取得まで読了しました!
以前の記事は以下の通り。
- 『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』全シナリオ既読率100%到達!プラチナトロフィー取得のコツもまとめ
- プレイステーション5で『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』をプレイする!プラチナトロフィー取得のコツも伝授
プレイステーション5版が対象です。
流行り神3、本作は初代(真シリーズではない方)の完結とも言える作品です。1と2であった伏線の多くが回収されます。
シリーズ恒例の要素はもちろんですが分岐ツリーがチュートリアルでしっかりと解説され、また分岐ツリーから特定のシーンへスキップできる機能が搭載されているためプレイしやすくなっています。
シナリオ数は隠しシナリオも含めて全部で8、内1つはダウンロードコンテンツなため実質的には7つです。
シリーズの中でシナリオ数は1番少ないですがシナリオ自体のボリュームが大きいです。正直ちょっとダルさもあります…
恒例のFОAFで始まります。
お馴染みの小暮宗一郎さん。今作では彼の兄妹関係も描かれます。
賀茂泉かごめさん…
なぜかこの人に関しては立ち絵が使い回しではなく新規に描き下ろされています。
今作では嫌な同僚感に拍車がかかっています。シナリオ担当の方の近くにこういう人でも居るのだろうか…と思わず想像してしまうくらい読んでいて嫌になります…
お馴染みの霧崎水明先生と間宮ゆうかさん。今作では都市伝説の解説担当以外ではあまり絡んではこないです。まあこの二人に関しては1と2で概ね語られていますし。
今作から参戦の羽黒薫さん。謎の多い男性ではありますが作中ではオカルト好きの刑事です。独特な性格が割と主人公である風見の役に立ったりします。
彼に関してはダウンロードコンテンツを読むのが一番でしょう。
式部人見さん。前作に引き続いての登場ですが彼女に関しても2で概ね過去編も語られているのであまり登場はしません。
犬童蘭子警部。今作では彼女についての素性が一気に分かるようになります。
そして主人公である風海純也です。今作では単なる主人公と言うだけではなく彼の信念に関わる部分がしっかり描かれます。
今作を象徴する1枚絵のスクリーンショット。この独特な感じは流行り神ならではで3でもその精細さは素晴らしいと思います。
流行り神3ですがシナリオ面に関しては1と2に比べるとスプラッタ色が強くなっていて人を選びます。1と2までは精神的な面における不気味さが象徴されるような展開が多いのに対し、3は肉体的な苦痛を伴う描写が非常に多いです。選択肢に関しても1つ間違えれば死亡するENDも多いです。
2では「呪い」がテーマであり編纂室の本番はこれからだみたいな感じで終わったのである意味では今作からそういう展開が多いこと自体は理にかなっているのですが…スプラッタ側面が強くなった分、都市伝説の面白さは減った感じがするのが個人的な感想です。というか…話の傾向が都市伝説というよりは学校の怪談ですね。加えてある種の種明かし的な要素も多く科学ルートの存在意義に疑問を感じる部分もあります。
高額アルバイトはかなり人を選ぶシナリオかと思います。もともと荒唐無稽な展開の多い流行り神の中で群を抜いて唐突感が強く生理的嫌悪を催す表現の多いシナリオです。このシナリオの肌感が合わないと感じた場合は真シリーズの1作目も恐らく合わないと思います。傾向がとても似ています。
1と2で蓄積してきた流行り神の良さが若干失われてしまっているなというのが正直な感想ですが、その一方で本作は家族や兄妹の絆もテーマに描かれておりそこの部分はかなり良く評価に値するのではないでしょうか。
プラチナトロフィー取得までのプレイ時間はキャプチャによると60時間前後ですが、私の場合起動したまま放置している時間も結構あるので実質的には50時間位だと思います。
1つのシナリオが結構長めで選択肢がとても多いのでしっかりと読むとそれなりに時間はかかるかと思います。
2023年10月時点での取得率は約16%前後ですね。読み進めるだけのアドベンチャーゲームとしては高いとは言えない数字です。シーンへスキップできる機能が搭載されているとはいえ分岐が非常に多いので取得し辛いのかもしれません。
いずれにせよ私としては1・2・3すべてプラチナトロフィー取得までプレイできました。数年ぶりに初代の流行り神に触れて大満足です。
こうして少しでも売り上げに貢献してぜひ流行り神の新作に出会いたいものです。
プラチナトロフィーまでのコツ
コツと言っても今作はどのシナリオも分岐ツリーをすべて埋めたら既読率100%になります。また分岐ツリーからのシーンスキップ機能もあるので1と2に比べれば楽…なはずなのですがシナリオ自体のボリュームが大きいため面倒臭さ自体はそこまで軽減はされていません。
既読率を100%にする際の注意点として分岐したからすぐに分岐ツリーから直前のシーンに戻って他の選択肢を選ぶのではなく未読箇所をすべて読み終わってから移動するようにすることです。選択肢を選ぶと分岐ツリー上は分岐箇所にシーン移動していますが既読率は文章が読まれなければ集計に計上されません。なのでしっかりと未読をなくしてからシーンスキップを行わないと分岐ツリー上は分岐できているのに既読率が上昇しない現象に出会います。
細かく検証している訳ではないですがセルフクエスチョンと推理ロジックの未読は計上していないようなのでセルフクエスチョン内の未読は埋める必要なく既読率100%になるはず…です。ならなかったり99%止まりになる場合は読めていない箇所があるということなので未読をスキップしないように設定を行い再度分岐を総当たりしてシーンをしっかり読んでください。
選んだ選択肢により直後ではなく後方で分岐が切り替わる要素は今作にもあります。この分岐はどうしたら行けるのだろう?になりそうな特殊な分岐点については下記にまとめます。
客の消えるブティック
- 試着室を調べるとき誰に役をやらせるかで移動する分岐がある
- 「例の試着室」の分岐点
- バッドエンドに行くには「今、優先すべきことは?」の分岐点で真由美を優先して試着室に風見自身が入る必要がある
- 「例の試着室」の分岐点
- 試着室を調べるとき誰に役をやらせるかで移動する分岐がある
高額アルバイト
- 特に注意する分岐はなし
-
- 特に注意する分岐はなし
地下下水道のペット
- 特に注意する分岐はなし
コインロッカーベイビー
- 分岐点「近江の死」のセルフクエスチョンでバッドエンドへ繋がる分岐がある
- 佐々木課長を犯人だと推理すれば良い
- 科学ルート「巧妙な偽装の殺人事件」とオカルトルート「ひかりの家へ向かう途中」の分岐は捜査で鏑木に会っているかどうかで分岐する
- 分岐点「近江の死」のセルフクエスチョンでバッドエンドへ繋がる分岐がある
死のネックレス
- 「思い違いやった」のシーンに行く方法はセルフクエスチョンで連れ子の推理を間違えればよい
- 連れ子は健太なので樹と推理するか別の子と推理すれば良い
- 「とんでもない」のシーンも上記と同様
- 「思い違いやった」のシーンに行く方法はセルフクエスチョンで連れ子の推理を間違えればよい
死なない死刑囚
- 最後の推理ロジックの3つ目の分岐(BADEND)へ行くには犯人を恵美にする