いまのところ(2024年7月現在)二巻まで出ています。
こちらの映画を観て以降、弐瓶ワールド不足でしたがこのタワーダンジョンを読んで生き長らえております。
正直、1巻はあんまり面白くないな…と思っていましたが1巻後半で大スライム倒して魔法使いのリリセンを救出してから面白くなりました。まあ冷静に考えてみたら1巻ですし最初はどうしても世界観を見せるに留まりますよね。
リリセンが参戦してタイトルにあるタワーダンジョンを主人公であるユーヴァ、エリクォ、リリセンの3人で挑むようになってからが物語の始まりでした。
迷宮探索ファンタジーと帯にあり、タワーダンジョンを攻略する目的は王国の姫を救出するためというまさに王道です。まあ展開が王道通りいくのかは分からない感じがよいですね。
ヒロイン?であるリリセンは今どき珍しい…?暴力系ツンデレでした。ぶっちゃけ器が小さくてユーヴァに対する行動は屑そのものですけど二巻からはしっかりパーティーの一員でした。
初っ端の扱われ方のせいかユーヴァもリリセンに対しては扱いが雑になるもの良いです。この二人の掛け合い漫才が良いです。
むしろ責任感の強さからおしっこが出なくなってしまうエリクォに同情します。
やはりというか敵のデザインが良いです。(絶対エルデンリングに影響を受けてる)あとセリフ回しが独特で好きです!…とはいえ敵?のセリフは全体的にチンピラっぽいですけど。
他にも猫人(ニャビリアン)という種族も出てきてますます面白いです。最初はユーヴァの失礼な態度に切れていましたが、ユーヴァの妹を助けるために圧倒的な敵に立ち向かったりリリセンにしっかりお礼を言う所とかかなり良いです。
2巻もめっちゃ続きが気になる所で終わったので3巻が待ち遠しいです。
「私、リリセンが絶対の自信を持っていうよ!こいつはずっとここを往復し続ける!」
このセリフ好きです。